追い切りでメイケイエール騎乗のマクドナルド騎手、「能力の高い馬」

2022年12月08日 11:25

 JRA7日、11日に行われる香港国際競走に出走予定の日本馬の調教状況および関係者コメントを発表した。

 香港スプリント(芝1200m)に出走予定の4頭は全てがこの日に追い切りを実施。芝6ハロンで追い切ったメイケイエールに騎乗したJ.マクドナルド騎手は「乗った感触は非常に良く、良い走りだったと思います。能力が高い馬だと感じました」とコメント。

 同馬を管理する武英智調教師は「日本でもしっかり調教をやってきており、今日の息遣いも良く、馬体も良かったです。(本日騎乗した)J.マクドナルド騎手には、馬の調子をつかんでもらうよう、また、ゆっくり調教に入ってもらうようお願いしました。行きたい素振りも見せましたが、ストライドも大きく、完璧な追い切りだったと思います。さすがトップジョッキーだと思いました。池添騎手がクセを掴んでいてくれたので、(乗り替わりは)不安でしたが、今日のコンタクトを見て大丈夫かなと思いました」と話している。

 ジャンダルムを管理する池江泰寿調教師は「芝コースで5ハロン位から追いました。非常に良い加速と反応で良い調教ができたと思います。香港到着後も日本にいるときと変わらず、良い状態を維持しています。例年に比べて馬場は硬そうで、日本の馬には向いている馬場だと思います。日本代表としてここまで来ましたので、日本のGⅠ馬として恥ずかしくない競馬をしたいですし最高の結果を出して帰りたいと思いますので、みなさん応援してください」と語った。

 ナランフレグに騎乗した丸田恭介騎手は「美浦である程度強い調教を積んできたのですが、走りのリズムは良い感じでした。昨日より落ち着いており、良い状態にあると思います」とコメント。レシステンシアの河北通調教助手も「良い感じで仕上がりました。順調です」と順調をアピールしていた。