パイルドライヴァーがまた故障、ドバイ遠征を断念
2023年02月02日 10:31
昨年の英G1キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスの勝ち馬パイルドライヴァーが左前脚を故障。目標としていた3月末のG1ドバイシーマクラシック参戦が白紙となったことが分かった。
これは競馬メディア『Thoroughbred Daily News』が報じたもの。W.ミューア&C.グラシック厩舎の6歳馬パイルドライヴァーは昨年7月にキングジョージを制したものの、その後は故障の影響で長期休養。現地2月25日の英G3ウィンターダービー(オールウェザー10ハロン)から3月末のG1ドバイシーマクラシックを目指す予定だった。
ミューア調教師は「たいていの人はパイルドライヴァーを見て大丈夫だというだろうが、彼を知り尽くしている自分にはおかしいということが分かる」とコメント。
そのうえで同師はドバイ遠征の回避を明言。「競走能力を失わない程度に回復できるなら、現役を続行する。もし重症ならばそれに対処し、種牡馬入りを考えなければならないだろう」と続けている。