現地25日にサウジアラビアのキングアブドゥルアジーズ競馬場で行われたG3リヤドダートスプリント（3歳以上、ダート1200m）は、L.デットーリ騎乗のエリートパワーが6番手追走から豪脚を炸裂させ、2着のガナイトに3馬身1/4差をつけて圧勝した。

　4頭が参戦した日本勢は、現役最後の騎乗となる福永祐一騎手のリメイクが後方から粘り強く追い込んでさらに2馬身差の3着。そこから1馬身差の4着にジャスティンが逃げ粘り、昨年は逃げ切りのダンシングプリンスは5番手追走のまま5着、リュウノユキナは発馬で後手を踏み6着に終わった。

　エリートパワーはアメリカのW.モット調教師が管理するカーリン産駒の5歳牡馬で、前走は昨年11月のG1ブリーダーズカップスプリントに勝利。前々走のG2ヴォスバーグステークスから重賞3連勝、6月の初勝利からでは6連勝とした。