ドバイターフでパンサラッサと同着優勝のロードノース、前哨戦快勝で3連覇へ前進

2023年02月27日 12:55

 現地25日、英リングフィールド競馬場でG3ウィンターダービー(オールウェザー10ハロン)が行われ、昨年3月にG1ドバイターフを制した古豪ロードノースが同レース3連覇へ向けて順当に勝利を収めた。

 最後の直線に大外から3番手で入ったロードノースは格が違う末脚であっという間に先頭に立ち、3馬身1/4差の完勝。昨年はアレンカーの2着だった雪辱を果たした。

 J&T.ゴスデン厩舎のロードノースはドバウィ産駒の7歳せん馬。21年3月にドバイターフで2度目のG1勝ちを果たすと、昨年のドバイターフでは日本馬パンサラッサと同着ながら連覇を達成した。

 その後は6月の英G1プリンスオブウェールズステークスでスタート時に目隠しが取れないアクシデントに見舞われて最下位(5着)。続く7月の英G1エクリプスステークス4着後に休養に入っていた。

 競馬メディア『Thoroughbred Daily News』によると、騎乗したR.ハヴリン騎手は「昨年はラスト1ハロンで少しもたついたが、今日は大丈夫と確信していた」「まるで4歳か5歳の馬に戻ったかのようだった」とコメント。ドバイターフでも完勝を期待すると続けていた。