昨年の米G1ケンタッキーダービー馬リッチストライクが3月末のドバイワールドカップデーには向かわないことが現地27日にオーナーサイドから発表された。米競馬メディア『bloodhorse.com』が報じている。

　オーナーのR.ドーソン氏は今後について「米国内にとどまり、5戦か6戦する予定」とコメント。さらに「休み明けの一戦は3月25日のケンタッキーカップクラシックになるだろう」と明かした。

　E.リード厩舎のキーンアイス産駒リッチストライクは、繰り上がり出走で全くの人気薄だった昨春のKYダービーを制す大波乱を演出。その後は勝ち星がないが、G2ルーカスクラシックで2着、G1のトラヴァーズステークスとブリーダーズカップクラシックで4着に入っている。