BCターフ覇者レベルスロマンス、前脚の炎症でドバイシーマC前哨戦を回避

2023年03月03日 11:58

 昨秋の米G1ブリーダーズカップターフを制したレベルスロマンスが前脚の炎症により、今年初戦に予定していた現地4日のG2ドバイシティーオブゴールドを出走回避することが陣営から発表された。競馬メディア『Thoroughbred Daily News』が報じている。

 レベルスロマンスはC.アップルビー厩舎が管理するドバウィ産駒の5歳せん馬で、2021年3月にUAEダービーを制覇。昨年6月に芝へ転向してからは無傷の5連勝で独G1ベルリン大賞やBCターフを制してきた。

 オーナーのゴドルフィンは「レベルスロマンスは今朝(現地1日)の定期検査で前脚に炎症が見られた。そのため土曜日のシティーオブゴールドは回避する」と発表。ただし「ワールドカップの夜のドバイシーマクラシックにはまだ出るつもりでいる」としている。