仏モンジュー賞、ウォーリーが貫禄勝ちもドバイWCデーには登録なし

2023年03月08日 13:28

 現地4日、フランスにおけるドバイ前哨戦のモンジュー賞(4歳以上、オールウェザー1600m)がシャンティイ競馬場で7頭により争われ、後方2番手で直線に入った1番人気のウォーリーが先行策から粘り込む2頭をまとめて差し切った。

 1馬身差の2着に2番人気のイーゴットが逃げ粘り、さらにクビ差の3着には2番手追走の3番人気アミルカルが続いた。

 ウォーリーはJC.ルジェ調教師が管理するシユーニ産駒の6歳セン馬。昨年は5月のG1イスパーン賞で2着後にメシドール賞、ゴントービロン賞とG3を連勝した。続くG2ドラール賞では9着に敗れ、それ以来の6歳初戦で通算成績を23戦12勝としている。

 モンジュー賞はドバイターフの叩き台として利用されることが多いレースだが、ウォーリーはドバイワールドカップデーのレースに初期登録もしておらず今後については不明。ゴドルフィンが所有する2着のイーゴットはゴドルフィンマイルに登録がある。