米芝路線で活躍のG1馬アークロウ、引退後は誘導馬に

2023年03月10日 12:30

 2019年に米G1ジョーハーシュターフクラシックを勝った9歳馬アークロウが引退し、誘導馬として新たなキャリアを歩むことになった。米競馬メディア『bloodhorse.com』が報じている。

 B.コックス厩舎所属のアークロウはアーチ産駒。3歳だった2017年にG2アメリカンターフステークスを勝ち、7歳時もG3ルイビルステークスを制すなど息の長い活躍を続け、通算39戦9勝(重賞6勝)の成績を残した。

 同馬のオーナーは「1レース平均で7万8000ドル(約1100万円)近く稼いでいた。8歳まで走った馬としては驚異的だ」とコメント。さらに「種牡馬になるのはとても難しい。そのチャンスがないことが明らかになったが、誘導馬も素晴らしい第二の選択だよ」と話している。