豪G2アデレードカップ（3歳以上、芝3200m）が現地13日にモーフェットヴィル競馬場で16頭により争われ、レベルレーサー（11番人気タイ）が先頭で主導権を握ると、好位の一角から追撃する6番人気オーロラズシンフォニーとの叩き合いを0.3馬身差で制した。

　2019年にアメリカでG2勝ちのある4番人気アマーデが中団馬群の外から0.9馬身差の3着に続き、1番人気のハイランドジャックはアマーデの内から伸び切れず5着に敗れた。

　レベルレーサーはザビールに遡るレベルレイダー産駒の6歳セン馬で、2020年2月のG2オータムクラシック以来となる重賞挑戦で初制覇。1月10日のレースを最後に現在のA＆A.ヤルギ厩舎へ移籍し、今回まで3戦2勝と変わり身を見せている。