現地25日、豪フレミントン競馬場でG1オーストラリアンカップ（芝2000m）が行われ、先週のオールスターマイル2着から連闘のカスカディアンが1番人気に応えた。

　前半は後方4番手に控えたカスカディアンは直線に入ってもまだ後方のまま。さらに前がふさがる窮地に陥ったが、馬群を割って進路を確保した残り150メートル付近から抜群の切れ味を見せ、終わってみれば2着のニューメリアンとの0.75馬身差以上の快勝だった。

　カスカディアンはニューアプローチ産駒の8歳せん馬でゴドルフィンの所有馬。G1は21年4月のドンカスターマイル、22年4月のオールエイジドステークスに続く3勝目で、前走のオールスターマイルからの強行日程も克服してみせた。