今季初戦で敗れたアルハキーム、外傷を負って長期離脱の見込み

2023年04月16日 08:16

 昨年の仏ダービーと凱旋門賞で4着の実力馬アルハキームが、今季初戦のアルクール賞で後肢を負傷し、少なくとも来年の夏まで休養することになった。『equidia.fr』など複数の仏競馬メディアが報じている。

 アルハキームは現地9日のG2アルクール賞で凱旋門賞以来となる今季初戦に臨み、1番人気に推されたものの1着のシムカミルに後れること4馬身差の4着に敗れた。その後、厩舎に戻った際に後肢の腱損傷が判明。傷はレース中に接触して負ったと見られている。

 なお、この件に関して『equidia.fr』は、アルハキームを所有するアルシャカブレーシングのマネージャーが引退説を否定する一方、現役続行も含めて全ての可能性を探っている状態とするコメントを14日に続報している。