香港遠征中のジェラルディーナらが追い切り、「順調にいってくれたら」
2023年04月27日 11:26
JRAは26日、30日に香港のシャティン競馬場で行われる香港チャンピオンズデーに出走予定の日本馬の調教状況および関係者のコメントを発表した。
この日はG1クイーンエリザベス2世カップに出走するジェラルディーナとプログノーシスが追い切りを実施。芝コースで5ハロン追い切ったジェラルディーナに騎乗した団野大成騎手は「昨日も騎乗し、今日が2日目だったので、ある程度感触を掴めていました。常歩からの動きが昨日よりもだいぶ良かったですし、非常に弾む感じがあったので良いと思いました。芝でのキャンターが初めてだったので若干気を遣うところはありましたが、直線の動きはすごく良かったです。良い状態で臨めるでしょうし、競馬まで順調にいってくれたらと思います」と語った。
プログノーシスは芝4ハロンでの追い切り。騎乗したZ.パートン騎手は「非常に乗りやすく素晴らしい馬で驚きました。リラックスしており全く問題ない調教だったと思います。コースでの動きも良く感じましたし、当初はどこを走るのかあまりよくわかっていないようでしたが慣れてくれました。最後まで良い感じでしたし、満足しています」と話している。
なおダノンザキッドと、G1チェアマンズスプリントプライズに出走するアグリは共に角馬場からオールウェザーコースでキャンター1周。安田景一朗調教助手はダノンザキッドについて「すごく良い雰囲気です。2回目の香港なので年末より落ち着いていますし、乗っていても力むところもありません」とコメントし、アグリについては「気候を考慮して追い切りを水曜日から木曜日に変更したのですが、香港に来てから日々落ち着きが出てきていますし、すごく良い雰囲気です」と語った。