KYダービー回避のフォルテ、プリークネスSも出走不可か

2023年05月09日 10:35

 米G1ケンタッキーダービーをレース当日に右前脚の打撲のため回避したフォルテが、クラシック第2戦にあたる現地20日のG1プリークネスステークスにも出走できない見通しとなった。

 米競馬メディア『bloodhorse.com』によると、ケンタッキー競馬委員会は8日にHISA(競馬の公正確保と安全に関する法律)に従ってフォルテを14日間の獣医リストに登録すると発表。フォルテがレースに出るためには14日後に獣医による調教の査定と血液サンプルの結果が陰性である必要があるため、プリークネスSには間に合わないということになる。

 同メディアは前日、陣営の共同オーナーが「プリークネスSに出したいなら出すことはできる。フォルテの引退を見るつもりはないし、また走ることになる。その機会は2週間後かもしれない」と語ったと伝えたばかりだった。なお現時点で新たなコメントは得られていないという。