プレッチャー調教師、フォルテの薬物検査陽性で出走停止処分

2023年05月12日 13:55

 2022年の米G1ホープフルステークスを勝ったフォルテがレース後に薬物検査で陽性反応が出たと報じられた件について、同馬を管理していたT.プレッチャー調教師がニューヨーク州賭博委員会から10日間の出走停止と1000ドル(約13万円)の罰金処分を受けた。

 米競馬メディア『bloodhorse.com』によるとプレッチャー師は潔白を主張し、処分に対して異議申し立てをするもよう。「内部調査では薬物を使用したスタッフは見つからなかった」と話している。

 またフォルテのオーナーのM.リポール氏は「私は馬たちの購入に2000万ドルかけている。法廷で争うためにだって2000万ドルを費やすつもりだ」コメント。G1ケンタッキーダービーを当日回避した同馬は6月10日のG1ベルモントステークスに向かう予定で、同氏は「それは間違いない。私が永久追放にでもならない限りはね」と語った。