米G1マンノウォーステークス（4歳以上、芝11ハロン）が現地13日にベルモントパーク競馬場で行われ、最後方の8番手で中間点を通過した2番人気のレッドナイトが、大外から末脚を炸裂させて快勝した。

　L.デットーリ騎手が騎乗する圧倒的1番人気ウォーレンポイントの内に並んで道中を運んだレッドナイトは、早めに動いた人気馬をワンテンポ遅れて追撃。直線で伸びあぐねる相手を並ぶ間もなくかわし、5頭が殺到する2着争いを尻目に1馬身1/2差でゴールした。

　6番手から最後方に下がって直線に入った3番人気のソルジャーライジングがアタマ差で2着争いを制し、3着には最低8番人気のストロングタイドが2番手から粘り込み。ウォーレンポイントは5着に敗れた。

　レッドナイトは地元ニューヨーク生まれのピュアプライズ（父ストームキャット）産駒でG1初制覇。今回が4度目の重賞制覇だが、9歳を迎えた今年は初戦のG3ウィリアムL.マクナイトステークス勝ち、続く前走のG2エルクホーンステークス2着と好調なシーズンを送っている。