​日本人所有でKYダービーを制したフサイチペガサスが死亡

2023年05月25日 12:56

 日本人の関口房朗氏がオーナーだったケンタッキーダービー馬フサイチペガサスが、現地23日に老衰のため米アシュフォードスタッドで安楽死の処置を取られたことが分かった。26歳だった。

 これは米競馬メディア『bloodhorse.com』が報じたもの。フサイチペガサスはミスタープロスペクター産駒で、1998年のキーンランド・ジュライセールで関口氏が400万ドルで購入。2歳時のデビュー戦こそ2着に敗れたが、年明けからは5連勝でKYダービーを制覇した。

 その後はG1プリークネスステークス2着などがあり、同年のG1ブリーダーズカップクラシック6着を最後に通算9戦6勝で引退。クールモアが種牡馬として購入し、2001年から2020年までアシュフォードスタッドで供用された。

 主な産駒には米G1ブルーグラスステークスを制したバンディニ、米G1ハスケル招待ハンデキャップを勝ったローマンルーラー、豪G1を2勝して英G1クイーンアンステークスも制したハラダサンなどがいる。