現地3日に行われるG1英ダービーの枠順が確定。ディープインパクト産駒のオーギュストロダンらA.オブライエン厩舎の3頭はいずれも外目の枠となった。

　オーギュストロダンは14頭立ての10番枠、リステッドのディーステークスを勝ったサンアントニオは12番枠、英G3チェスターヴァーズ2着のアデレードリバーは大外の14番枠。しかしオブライエン調教師は枠順をあまり気にしていないという。

　英競馬メディア『At The Races』によると、オブライエン師は「ペースがどこでどうなるか、自分の馬がうまくゲートを出るか出ないかが全て。一瞬の出来事だ。枠順の抽選がうまくいかなかったとしても、結果的にいいポジションになることもある」とコメント。

　さらに「他の馬と同じで、このコース、この馬場、この距離は私たちの馬も初めてだから、何が起こるか分からない、エプソムは3歳馬にとって精神的にも肉体的にも究極の試練なんだ」と続け、「エプソムはスタートからまっすぐ坂を上るので、どの馬にもポジションを取るチャンスがある」「3頭とも調子はよさそうで勝機はあるはず」と期待を寄せていた。