米G1マンハッタンS、芝転向で開花のアップトゥザマークが1番人気に応える

2023年06月11日 15:11

 現地10日、米G1マンハッタンステークス(4歳以上、芝10ハロン)がベルモントパーク競馬場で行われ、4番手キープの1番人気アップトゥザマークが最終コーナーで2番手に上がると、直線半ばから余力十分に抜け出して完勝した(2馬身3/4差)。

 後方の9番手で中間点を通過した5番人気のソルジャーライジングが、8番手から追い上げる2番人気オスマンフリートとの2着争いをアタマ差で制した。

 T.プレッチャー調教師が管理するノットディスタイム(父ジャイアンツコーズウェイ)産駒のアップトゥザマークは、重賞初制覇となった前走のG1ターフクラシックステークス続き2度目のG1勝利。今年1月の芝転向から5戦4勝(3着1回)としている。

 ニューヨーク州競馬協会(NYRA)の公式サイトによると、プレッチャー師はブリーダーズカップを視野に入れつつ、アップトゥザマークは距離適性をはかっている段階と説明。今後はアーリントンミリオン(8月12日、コロニアルダウンズ競馬場)なども含め検討していくとコメントしている。