現地29日、ロイヤルアスコット開催での不注意騎乗で9日間の騎乗停止処分を受けたL.デットーリ騎手の異議申し立てが却下された。英競馬メディア『At The Races』がなど報じている。

　デットーリ騎手はロイヤルアスコット初日のリステッドで、英国王夫妻が所有するサガに騎乗した際に複数の馬に影響を与える妨害が認められ、9日間の騎乗停止処分を受けた。

　今回の異議却下により、デットーリ騎手は7月4日から12日までの騎乗停止が決定。8日の英G1エクリプスステークスで有力馬エミリーアップジョンに騎乗することが不可能となった。また同騎手は英G1クイーンアンステークスでのムチの使用上限超過により、7月13日から8日間の騎乗停止処分も受けている。