米G1サラトガダービーと豪G1コックスプレートが提携、優先出走権を付与

2023年07月06日 13:12

 豪ムーニーバレーレーシングクラブ(MVRC)は現地4日、米ニューヨーク州競馬協会(NYRA)との提携を発表。8月に行われる米G1サラトガダービー(3歳、芝9.5ハロン)の勝ち馬に、10月末の豪G1コックスプレートの優先出走権を付与することを明らかにした。

 サラトガダービーは2019年に米芝三冠シリーズ「ターフトリニティ」の第2戦として新設。G1へ昇格した21年は、欧州馬ステートオブレストがアメリカ遠征でサラトガダービーを制した後オーストラリア遠征でコックスプレートを連勝している。

 豪競馬メディア『racing.com』によると、MVRCのC.ミルズ氏は「サラトガダービーは今後も大きく成長し、世界トップクラスの3歳馬を魅了し続けるだろう」「コックスプレートは歴史あるレースで、この2レースがつながることは繁殖入りへのキャリアを築く素晴らしい機会となる」と語っている。