ディープ産駒の英愛ダービー馬オーギュストロダン 9・9愛チャンピオンSで復帰プラン浮上

2023年08月01日 14:34

 7月29日の英G1・キングジョージ6世&クイーンエリザベスS(芝2390メートル、アスコット)で最下位10着に敗れたディープインパクト産駒の最終世代、オーギュストロダン(牡3、A・オブライエン)が、9月9日の愛チャンピオンS(G1、芝2000メートル、アイルランド・レパーズタウン)で復帰する可能性が浮上した。

 アイリッシュ・タイムズ電子版によると、レース翌日の7月30日の同馬の様子について、管理するA・オブライエン師は「少し硬くて、痛みがある」と伝えた。

 師は今後の展望についても語っており「うまくいって時間がたてば、元気になるだろう。数週間、どうなるか見てみたい。レパーズタウン(愛チャンピオンS)に行く可能性はあるが、それを言うにはまだ早すぎる」とコメントしている。

 史上19頭目の英愛ダービー馬となったオーギュストロダンは、G1・4勝目を狙って「キングジョージ」で古馬と初対戦。だが、勝負どころで手応えが怪しくなり、鞍上のライアン・ムーア騎手は最後の直線を迎える前に手綱を緩めて急失速。大差の最下位に敗れて、体調を含めた今後の動向が注目されている。

出典:日刊スポーツ