米G1サラトガダービー、プログラムトレーディングが差し返して無傷3連勝
2023年08月06日 14:46
米サラトガ競馬場で現地5日にG1サラトガダービー(3歳、芝9.5ハロン)が8頭により争われ、ハナを切った2番人気のプログラムトレーディングが、後方から早め進出の3番人気ウェブスリンガーに直線入口でかわされるも、しぶとく差し返して接戦を制した。
マイペースに持ち込んだプログラムトレーディングに対し、後方でレースを進めたウェブスリンガーが第3コーナー手前から進出。併せ馬の形で直線入口から首ひとつほど前に出たが、そこからプログラムトレーディングが差し返してアタマ差で勝利を手にした。さらに1馬身1/2差の3着に1番人気のファーブリッジが続いている。
プログラムトレーディングはC.ブラウン調教師が管理するロペデヴェガ産駒の牡馬で、今回が重賞初挑戦。5月14日にモンマスパーク競馬場の芝8.5ハロン戦を5馬身差でデビュー勝ちすると、6月25日の2戦目はベルモントパーク競馬場の芝8.5ハロンの条件戦を2馬身1/4差で勝ち、これで無傷の3連勝とした。
ニューヨーク州競馬協会(NYRA)の公式サイトによると、ブラウン師はG3ジョッキークラブダービー(10月7日)参戦を含め、プログラムトレーディングの今後について態度を保留している。