​障害レースG1馬のヴォーバン、愛G3バリーローンSで平地重賞も制覇

2023年08月08日 12:50

 現地7日、アイルランドのネース競馬場でG3バリーローンステークス(芝12ハロン)が行われ、C.キネーン騎乗のヴォーバンが1番人気に応えた。

 序盤はゆったりとした流れのレースで前と差のない3番付近に付けたヴォーバンは、ペースが上がり始めた中盤以降も好位を確保して第4コーナーから進出。直線で早めに先頭に立つと、2着のヴァリアントキングに1馬身半差の勝利を収めた。

 W.マリンズ厩舎のヴォーバンはガリウェイ産駒の5歳セン馬。昨年は障害レースを走ってG1を3連勝し、年末から今年の春にかけても障害レースのG1で善戦していた。その後、6月のロイヤルアスコット開催で約2年ぶりに平地レースを走ってハンデ戦を勝利。そして今回は平地での重賞初制覇となった。