フランス・アルカナ社セールで中内田師が凱旋門賞馬ソットサスの初年度産駒を落札
2023年08月20日 18:29
フランスのドーヴィルで行われているアルカナ社8月1歳馬セールの2日目(19日)、中内田充正調教師(44)が凱旋門賞馬ソットサスの初年度産駒を落札した。
上場番号183番で母ダラカニアの牡馬。落札額は52万5000ユーロ(約8137万5000円)だった。「レーシングポスト・ブラッドストック」のX(旧ツイッター)には落札直後の師の姿が投稿されている。
母の半兄にジヤド(19年のサンクルー大賞2着、ドーヴィル大賞覇者)、祖母の半姉に仏オークス、ヴェルメイユ賞などG1・3勝を挙げ、01年凱旋門賞で2着だったアクアレリスト、半兄に07年ジャパンCへ参戦したアルティストロワイヤルがいる血統。同セールで中内田師自身の名義による落札は19年以来。当時はガリレオ産駒(ヒノシタカイザン)を150万ユーロ、キャメロット産駒(マテンロウベントス)を65万ユーロで落札している。
昨年は矢作師がソットサスの全弟を210万ユーロで落札。同馬は藤田晋オーナーが所有し、シンエンペラー(牡2、父シユーニ、母スターレッツシスター)と名付けられており、そのデビューに注目が集まっている。