​2002年のベルモントS勝ち馬サラヴァが死亡、ウォーエンブレムの三冠阻止

2023年08月31日 11:00

 2002年に米クラシック最終戦のG1ベルモントステークスを制したサラヴァが、足の骨折から来る合併症のため死亡したことが現地28日に発表された。24歳だった。米競馬メディア『bloodhorse.com』が報じている。

 ワイルドアゲイン産駒のサラヴァは米国生まれながら欧州でデビュー。2歳時に1勝したのみで米国へ移籍し、3歳となった2002年にリステッド勝ちから臨んだベルモントSでは、三冠制覇がかかっていたウォーエンブレムや後にG1トラヴァーズステークスなどを勝つメダグリアドーロらを単勝71倍のブービー人気ながら下す大金星を挙げた。

 その後は目立った活躍ができず、通算17戦3勝で引退。フロリダ州で種牡馬入りしたが、活躍馬はG2サンアントニオステークスを勝ったグラッディングくらいと大成はできなかった。