現地9日、愛レパーズタウン競馬場で行われたG2ダリンガムパークステークス（3歳以上、芝8ハロン）は、好スタートからハナに立った4番人気のフライトプランが、好位の一角から追い上げる1番人気のバッカルーに1馬身1/4差をつけて逃げ切った。

　2番人気のサクソンウォリアー産駒ヴィクトリアロードはバッカルーの背後からレースを運ぶも、直線で前が壁になるロスがありさらにアタマ差の3着。スノーフォールの半弟アルフレッドマニングス（6番人気タイ）はヴィクトリアロードと並走から内ラチ沿いで不利を受け、鞍上が追うのをやめて最下位の10着で入線した。

　フライトプランはK.バーク調教師が管理するナイトオブサンダー産駒の3歳牡馬で重賞初制覇。5月の英2000ギニーで重賞初挑戦した際はオーギュストロダンに続く13着と惨敗したが、7月のリステッドで2着に立て直すと前走のG3ストレンソールステークスでも3着に善戦していた。

　なお、このダリンガムパークSは昨年までブーメランマイルの名称で行われていた。