超良血馬ヘンリーロングフェローが無傷の3連勝でG1初制覇、オブライエン師は通算4000勝達成

2023年09月11日 14:39

 現地10日、愛カラ競馬場でG1ヴィンセントオブライエンナショナルステークス(2歳、セン馬不可、芝7ハロン)が行われ、超良血馬ヘンリーロングフェローが無敗でG1馬となった。

 ヘンリーロングフェローは、英オークスなどG1を7勝した名牝マインディングの仔でドバウィ産駒。デビュー2戦目だった前走のG2フューチュリティステークスで重賞初制覇を飾っていた。

 この日はわずか4頭立てのレースで3番手に付けたヘンリーロングフェローは、残り2ハロン過ぎで先頭に。そのまま後続を寄せ付けずリードを広げ、前走で2馬身差の2着に下したアイランズインザストリームを今度は5馬身もちぎり捨てた。

 このレースでは柔らかめの馬場状態を考慮してシティオブトロイを直前で出走回避させたA.オブライエン調教師は、ヘンリーロングフェローの圧勝で記念すべき通算4000勝目をゲットした。