【凱旋門賞】第2回取消で登録馬は14頭 独ダービー馬ファンタスティックムーンが急転参戦も
2023年09月27日 10:52
凱旋門賞(G1、芝2400メートル、10月1日=パリロンシャン)の「第2回登録取消」が26日、フランスの現地時間11時半に締め切られた。新たにアイルランドのスプリーウェルが登録を取り消し、日本調教馬スルーセブンシーズ(牝5、尾関)を含む14頭が名前を残している。
他に登録を行っているのは、シスファハン、ハヤザーク、オネスト、シムカミル、ベイブリッジ、ウエストオーバー、フクム、プラスデュキャルゼル、エミリーディッキンソン、フリーウインド、ミスターハリウッド、フィードザフレーム、エースインパクト。
凱旋門賞は5月の初回登録で高額の登録料を払い、出走を断念する馬がレース週に登録を取り消していくシステムになっている。今後は26日に「第2回登録取消」が締め切られ、27日に追加登録と出馬登録、「出馬登録前の取消」が行われる。
現時点で追加登録を行うとみられているのは、エイダン・オブライエン厩舎で英セントレジャー覇者のハーツクライ産駒コンティニュアス。また、ドイツダービー馬ファンタスティックムーンはニエル賞快勝後に陣営が凱旋門賞出走へ否定的だったが急転、追加登録で参戦する可能性が出てきた。同馬の陣営は良馬場を希望しており、パリの今週の天気は好天続きの予報。火曜朝にはドイツ国内で追い切りを終えており、オーナー関係者がX(旧ツイッター)に「今日の調教はすごく良かった」と投稿している。