アンクルブリンが豪G3ナチュラリズムSで前年の雪辱、権利獲得でコーフィールドCへ

2023年09月27日 14:08

 現地23日、豪コーフィールド競馬場でG3ナチュラリズムステークス(3歳以上、芝2000m)が行われ、逃げ馬の背後で3番手を追走したアンクルブリン(7番人気タイ)が、直線に入るとスムーズに2.25馬身抜け出して快勝した。

 勝ち馬と道中並走から外を回った1番人気フローティングアーティストが、中団から追い上げる5番人気アラスカンゴッドを0.5馬身抑えて2着を確保し、2番人気のバークリースクエアはフローティングアーティストの背後から先に仕掛けるも伸び切れず、さらに0.3馬身差の4着に終わった。

 アンクルブリンは英国で生まれたシーザスターズ産駒の6歳セン馬で、2020年9月にJ.ゴスデン厩舎からデビューし、2022年3月に現在のT.バスティン&N.ヤング厩舎へ移籍した。昨年のナチュラリズムSでは0.75馬身差の2着に敗れたが、当時1着のスモーキンローマンズは次戦でG1ターンブルステークスも連勝し、3着のゴールドトリップはコーフィールドカップ2着、メルボルンカップ制覇と結果を出している。 

 なお、今回で昨年の雪辱を果たすとともに重賞初制覇を飾ったアンクルブリンは、コーフィールドCの優先出走権を獲得。現地26日に発表されたコーフィールドCの2次登録ではハンデ1kg増の52kgに再設定されている。