欧州屈指の名スプリンターとして活躍するハイフィールドプリンセスが、11月の米ブリーダーズカップターフスプリントへの遠征を回避。12月の香港スプリントを目標とすることをJ.クイン調教師が明らかにした。英競馬メディア『At The Races』が報じている。

　6歳牝馬のハイフィールドプリンセスは昨年に仏G1モーリスドゲスト賞など欧州短距離G1を3連勝し、BCターフスプリントでは4着。今年は10月1日の仏G1アベイドロンシャン賞を制した。

　熟考の末に米遠征から方針転換したクイン調教師は「全て順調なら、彼女と共に香港に行くつもり」とコメント。香港では得意の5ハロン（約1000m）より長い1200メートルのレースになるが、馬場がハードなアメリカよりも向いていると判断したようだ。