クラックスマンの種付け権利が2000万円で落札、凱旋門賞馬エースインパクトの父

2023年10月21日 14:32

 今年の仏G1凱旋門賞を無敗で制したエースインパクトの父クラックスマンの種付け権利が、現地20日のタタソールズオンラインオクトーバーセールにて10万5000ギニー(約2000万円)で落札された。競馬メディア『Thoroughbred Daily News』が報じている。

 フランケル産駒のクラックスマンは現役時代に英チャンピオンステークス連覇など欧州の中距離G1を4勝。初年度産駒から仏ダービーや凱旋門賞を制したエースインパクトや伊G2ドルメロ賞を勝ったアロアなどを出した。

 種付け権利を獲得したP.ウルマン氏は「クラックスマンは私たちが所有するアドラーフルーク産駒、中でも特にモンズンが母父の繁殖牝馬に完璧にフィットする種牡馬だと信じている。初年度産駒から凱旋門賞馬を出した種牡馬に何をこれ以上求められるのか」と話している。