無敗で仏G1凱旋門賞を制して種牡馬入りしたエースインパクトの初年度種付け料が4万ユーロ（約630万円）に設定されたことが分かった。競馬メディア『Thoroughbred Daily News』が報じている。

　クラックスマン産駒のエースインパクトはデビュー4連勝で仏ダービーを制覇。その後も凱旋門賞まで連勝を伸ばし、6戦全勝と完璧な成績を残して引退した。

　繋養先となるアラスデボーモンのM.アレックス氏は「仏ダービーで3馬身半差の2着に下したビッグロックの勝利（英G1クイーンエリザベス2世ステークスを6馬身差で圧勝）は、エースインパクトの素晴らしさをあらためて強調した」とコメント。「彼がフランスのアラスデボーモンで種牡馬としてのキャリアをスタートすることは、我が国にとって非常に明るいニュースだ」と語った。