BCターフで引退のモスターダフ、来年から英ビーチハウススタッドで種牡馬入り

2023年11月03日 14:32

 現地4日の米G1ブリーダーズカップターフに出走を予定しているモスターダフが同レースを最後に引退し、来年から英ビーチハウススタッドで種牡馬入りすることが発表された。競馬メディア『Thoroughbred Daily News』が報じている。

 シャドウェルの自家生産馬であるモスターダフはフランケル産駒の5歳馬。プリンスオブウェールズステークス、英インターナショナルステークスとG1を連勝中で、10月の英チャンピオンステークスは馬場状態を理由に回避してBCターフに参戦してきた。

 ドバウィ産駒の母は愛リステッド勝ち馬で、半姉のナジーフ(父インヴィンシブルスピリット)は2020年に英G1ファルマスステークスと英G1サンチャリオットステークスを勝っている。母のきょうだいには米G2サンガブリエルステークス勝ちのデザートストーン、近親には英G1ジュライカップ制覇のパストラルパースーツ、英G1スプリントカップ勝ち馬のグッドリックらがいる。