米サンタアニタパーク競馬場で現地4日にG2アライアンスステークス（3歳以上、ダート13ハロン）が行われ、2番人気のセールスマンが発馬直後に挟まれるも、気合いをつけられてハナに立つと、そのままノーステッキで8馬身1/4差を開き圧勝した。

　中盤まで4番手追走の3番人気ウィンザデイが2着に続き、勝ち馬の背後から2周目の向正面で早くも遅れはじめた1番人気のシスカニーは、50馬身近く後れて最下位の5着に大敗した。

　セールスマンはヴェルテメール兄弟が生産・所有するドバウィ産駒のセン馬で、2019年10月にフランスのA.ファーブル厩舎からデビュー。今年からアメリカのR.マンデラ厩舎に移籍して初戦のG1シューメーカーマイルステークスは9着に終わり、3戦目の前走からダートに挑戦して重賞初制覇とした。