来年開催される米G1ケンタッキーダービーへ向けた長期前売り、フューチャー・ウェイジャーの第2回目（プール2）が現地23日から26日まで行われ、実質的な1番人気にはフィアースネスが推される結果となった。

　米競馬メディア『bloodhorse.com』によると、個別に提示された38頭と「その他すべての3歳牝馬」「その他すべての3歳牡馬・セン馬」のうち、最もオッズが低いのは「その他すべての3歳牡馬・セン馬」で2.2倍。それを除けばG1ブリーダーズカップジュベナイルを制すなど3戦2勝のフィアースネスが9倍と最も低いオッズになっているという。

　フィアースネスに続くのはG1ブリーダーズフューチュリティを制したロックトで15倍。3番手は2戦1勝のナッシュの19倍で、20倍の4番手には今年のKYダービー馬メイジの全弟ドーノックら2頭が並んでいる。

　KYダービー馬の父親を当てる部門では、個別の39頭以外の「その他すべての種牡馬」を除けば、G3ボブホープステークス勝ちのナイソスなどを出しているナイキストと、ロックトの父ガンランナーが12倍で1番人気。フィアースネスの父シティオブライトが13倍で続いた。