ソルジャーライジングが香港ヴァーズを回避、今年は米G1で2着4回

2023年12月02日 11:44

 現地10日のG1香港ヴァーズに出走を予定していた米国調教馬ソルジャーライジングが、出走を取りやめたことが分かった。

 競馬メディア『Thoroughbred Daily News』によると、C.クレマン調教師は「11月26日に調教を行ったが、その仕上がりに満足できなかった」とコメント。「悪くはないが、これほど長距離の遠征や名誉あるレースに出る際は、万全であることを確認したいと思うものだ」と続け、休養に入ることを決めたという。

 ソルジャーライジングはフランケル産駒の5歳セン馬。フランスのA.ファーブル厩舎でデビュー後に米国移籍し、21年のG1サラトガダービーで2着と好走。以降も重賞勝ちこそないものの、今年は10月のジョーハーシュターフクラシックなどG1で2着4回と善戦を続けていた。