現地7日、香港シャティン競馬場でG3ボヒニアスプリントトロフィー（ハンデキャップ、芝1000m）が行われ、H.ベントレー騎乗の伏兵フウィズキッドが勝利した。

　レース序盤はビクターザウィナーと並ぶようにハナを争ったフウィズキッドは中盤から早くも単騎先頭に。そのまま最後まで後続を寄せ付けず、2番手に上がってきたインビンシブルセージに1馬身差の勝利を収めた。

　前走のG1香港スプリント4着で1番人気に推されていたビクターザウィナーは7着に完敗。同5着のデュークワイも5着までだった。

　A.クルーズ厩舎のフウィズキッドはシャラー産駒の5歳セン馬。重賞実績は昨年4月のG2スプリントカップ7着と10月のG3ナショナルデーカップ4着があるだけで、3度目の挑戦での重賞初制覇となった。