米サンタアニタパーク競馬場で現地7日に行われたG3サンタイネスステークス（3歳牝馬、ダート7ハロン）は、単勝1.20倍の圧倒的人気を集めたコピオンが抜群のスタートから逃げると、そのまま後続を寄せつけず圧勝した。

　4頭立てのレースは道中の通過順通りに決着し、5馬身3/4差の2着に3番人気のドントブリングクレイジー、さらに4馬身3/4差の3着には2番人気のタンボが続いた。

　コピオンはスペンドスリフトファームが所有し、R.マンデラ調教師が管理するオマハビーチ産駒で重賞初制覇。11月26日のデビュー戦から2連勝としている。なお、この3歳世代がファーストクロップのオマハビーチにとっても産駒の重賞初勝利となった。

　サンタイネスSの優勝馬は2018年のミッドナイトビズー、2019年のベラフィナがその後にサンタアニタオークスを勝ち、ケンタッキーオークスでそれぞれ3着と5着に善戦した。