6歳馬パンチュラが重賞3連勝、NZのソーンドンマイルでG1初制覇

2024年01月21日 09:54

 ニュージーランドのトレンサム競馬場で現地20日に行われたG1ソーンドンマイル(芝1600m)は、2番人気のパンチュラが好位追走から直線で外ラチ近くに持ち出され、逃げ粘る5番人気エルヴェンセダーを振り切った(1.3馬身差)。

 パンチュラは序盤の3番手から2番手に上がって中間点を通過すると、馬場の中央から突入した直線では徐々に外ラチ方向へ。それを見て内から併せにくるエルヴェンセダーに最後までつけ入る隙を与えなかった。

 さらに0.4馬身差の3着には最後方から馬群の中を抜けた最低14番人気のレディーテレナが続き、1番人気のハバナは勝ち馬を背後でマークするも直線失速の13着に大敗した。

 パンチュラは父がイルーシヴクオリティに遡るヴェスパ産駒の6歳セン馬でR.パターソン調教師が管理。昨年11月15日にG3で重賞初制覇を飾ると12月23日の前走でG2マナワツチャレンジステークスも制し、重賞3連勝でのG1タイトル獲得となった。