【JRA賞授賞式】最優秀3歳牝馬リバティアイランドは2月に帰厩しドバイシーマCへ

2024年01月29日 19:16

<JRA賞授賞式>

 2023年度のJRA賞授賞式が29日、都内ホテルで行われた。最優秀3歳牝馬は牝馬3冠を制したリバティアイランド(牝4、中内田)が受賞した。

 所有する(有)サンデーレーシングの吉田俊介代表は「どのレースも強かったと思います。少しひやひやさせてしまった桜花賞、オークスも強い勝ち方をしましたし、また秋華賞は夏の間に素晴らしい調整をさせてもらって強い勝ち方ができたと思います」と活躍を振り返った。

 今後のローテーションについては「今はノーザンファームしがらきの方で調整されていますが、今年の最初の目標のレースはドバイシーマクラシック(G1、芝2410メートル、3月30日=メイダン)に定めていまして、2月のどこかで中内田先生のところに戻って調整される予定です」と発表した。

 同馬は昨年、始動戦の桜花賞を4角16番手から脅威の末脚で差し切り勝ち。続くオークスでは好位から楽に抜け出し、2着に5馬身差の快勝劇を見せた。秋は秋華賞に直行。単勝1・1倍の圧倒的人気に応え、史上7頭目の牝馬3冠を成し遂げた。

 続くジャパンCでは世界最強馬イクイノックスと初対戦。4馬身差の2着に敗れたが、23日発表の「ロンジン・ワールドベストホースランキング」で121ポンドを獲得し、英国のエミリーアップジョンと並び牝馬の年間トップタイとなった。

出典:日刊スポーツ