伏兵ペプチドナイルが大荒れのフェブラリーS制す、BCクラシック優先出走権を獲得

2024年02月19日 11:15

 18日、東京競馬場でG1フェブラリーステークス(ダート1600m)が行われ、藤岡佑介騎乗の11番人気ペプチドナイルが勝利。11月に行われる米G1ブリーダーズカップクラシックの優先出走権を獲得した。

 4番手付近でハイペースを先行したペプチドナイルは手応え十分のまま直線に入り、残り200メートルで先行勢をとらえて先頭に。そのまま後続を突き放し、1馬身1/4差の勝利を収めた。

 接戦の2着争いは5番人気ガイアフォースが制し、13番人気のセキフウが3着。3月のドバイ遠征を予定しているウィルソンテソーロは8着、イグナイターは11着に終わった。

 武英智厩舎のペプチドナイルはキングカメハメハ産駒の6歳馬。前々走でリステッドのベテルギウスステークスを勝ったが前走のG2東海ステークスでは6着に終わって今回は人気を落としていたものの、重賞初制覇をG1勝ちで達成した。