ドバイG2アルマクトゥームクラシック、9歳馬のミリタリーローが約3年2カ月ぶりの勝利

2024年03月03日 11:47

 ドバイG2アルマクトゥームクラシック(ダート1900m)が現地2日にメイダン競馬場で行われ、4番手追走のミリタリーローが早めに進出して3番手のウォークオブスターズを最終コーナーでかわすと、食い下がる相手を寄せつけず1馬身差で勝利した。

 前走のG1アルマクトゥームチャレンジで3着のクラプトンはさらに3馬身1/2差をつけられて再び3着、同2着から臨んだフランツシュトラウスは10着に大敗した。

 ミリタリーローはM.アル・メイリ調教師が管理するドバウィ産駒の9歳セン馬。2021年1月にG2アルマクトゥームチャレンジラウンド1を勝って以降、2022年は1戦に終わるなど白星がなく、これが約3年2カ月ぶりの勝利で2度目の重賞制覇としている。

 ドバイのメイダン開催は今年からプログラムが大きく変更され、「スーパーサタデー」と称して行われていた前哨戦からG1アルマクトゥームチャレンジR3(アルマクトゥームチャレンジに改称)とG1ジェベルハッタが1月に移行。2月にアルマクトゥームチャレンジR2として行われていたレースがアルマクトゥームクラシックの位置づけとなった。