サンタアニタHで完敗のニューグランジ、喉の異常でドバイWC回避の可能性も

2024年03月08日 11:49

 現地3日の米G1サンタアニタハンデキャップで6着に敗れたニューグランジは、30日のG1ドバイワールドカップに向かう可能性が低くなったようだ。

 ニューグランジはP.ダマート厩舎に所属するヴァイオレンス産駒の5歳馬。昨年12月のG2サンアントニオステークス、今年1月末のG2サンパスカルステークスを連勝していたが、サンタアニタHではブービーの6着に沈んだ。

 米競馬メディア『Daily Racing Form』によると、ダマート調教師は前走のニューグランジについて「最初のコーナーで軟口蓋がずれた可能性がある」とコメント。「どうしてそうなったのかを私たちが解明できるか、様子を見ることになる」と続け、ドバイWCについては「出走するには、多くのことがうまくいかねばならない」と慎重な姿勢を見せていた。