豪G1カンタベリーS、レディラグーナが積極策のシンクアバウトイットを差し切り

2024年03月10日 11:00

 現地9日、豪ランドウィック競馬場で行われたG1カンタベリーステークス(3歳以上、芝1300m)は、4番人気のレディラグーナが好スタートから5番手に控えると、最後方の7番手から先に動いた1番人気シンクアバウトイットを追撃して差し切った(1.25馬身差)。

 レディラグーナは逃げも打てるような発馬から早々に控えて脚を溜め、残り800mから先に動いたシンクアバウトイットを追撃。直線で徐々に差を詰めていくと残り100mから抜け出した。シンクアバウトイットは2番人気エスピオナの追い込みを0.1馬身しのいで2着を確保している。

 レディラグーナはA.ニーシャム調教師が管理するオーバーシェア(父アイアムインヴィンシブル)産駒の4歳牝馬で、前々走のG3サザンクロスステークスに続く重賞2勝目でG1初制覇。今回は2022年のゴールデンスリッパーステークス(13着)以来、2年ぶりのG1挑戦だった。