12年の米二冠馬アイルハヴアナザーが種牡馬を引退、日本で供用

2024年03月22日 12:40

 2012年の米クラシック路線で二冠を制し、引退後は日本で種牡馬入りしたアイルハヴアナザーが種牡馬を引退。米オールドフレンズで余生を過ごすことが発表された。米競馬メディア『bloodhorse.com』が報じている。

 フォーティーナイナー系フラワーアレー産駒のアイルハヴアナザーは、2011年にD.オニール厩舎からデビュー。翌12年にG2ロバートB.ルイスステークス、G1サンタアニタダービー、G1ケンタッキーダービー、G1プリークネスステークスと4連勝した。

 三冠制覇も期待されたが脚を痛めてG1ベルモントステークスを回避し、そのまま引退。ビッグレッドファームに購入されて日本で種牡馬入りした。主な産駒はアナザートゥルース(G3アンタレスSなど)、ウインマーベル(阪神カップなど)らで大成功とはならず、18年を最後に米国へ戻されていた。