好スタートの新種牡馬トゥーダーンホットが今季も豪州へ、種付け料は2倍以上に

2024年04月25日 11:24

 初年度産駒からG1馬を輩出する好スタートを切った新種牡馬トゥーダーンホットが、今季もシャトル種牡馬としてオーストラリアへ行くことが分かった。競馬メディア『ANZ Bloodstock News』が報じている。

 トゥーダーンホットは父が名種牡馬ドバウィ、シングスピール産駒の母ダーレミもドバイシーマクラシックなどを制した名牝で、母系には活躍馬が多数いる良血馬。2歳時はデビュー4連勝で英G1デューハーストステークスを制し、3歳時は仏G1ジャンプラ賞、英G1サセックスステークスを勝つなど通算9戦6勝で引退した。

 昨年デビューした初年度産駒からは、愛2歳G1モイグレアスタッドステークスを勝ったフォールンエンジェル、今年の豪G1シャンペンステークスを制したブロードサイディングと欧州とオーストラリアの両方でいきなりG1勝ち馬が誕生。日本でもエトヴプレがG2フィリーズレビューを勝っている。

 こうした成功を受け、今季のオーストラリアでの種付け料はこれまでの4万4000豪ドル(約440万円)から一気に11万豪ドル(約1100万円)まで跳ね上がるという。