KYダービーのフォーエバーヤングは11番枠、テーオーパスワードも10番枠で並ぶ
2024年04月28日 13:47
第150回ケンタッキーダービー(日本時間5月5日)の枠順抽選が現地27日に行われ、日本から参戦するフォーエバーヤングは11番、テーオーパスワードも10番と並びの枠順に決定した。
主要前哨戦の勝ち馬では2歳王者でフロリダダービー圧勝から臨むフィアースネスが外目の17番となった一方、ブルーグラスステークスの覇者シエラレオーネは2番、ルイジアナダービー勝ちのキャッチングフリーダムは4番と内目に入った。
また、サンタアニタダービーを制したストロングホールドが18番、アーカンソーダービー馬のムースはチャーチルダウンズ社から出禁処分を受けているB.バファート調教師の管理馬のため出走できず、同2着のジャストスティールが6番に決定。昨年のメイジに続き史上初の兄弟制覇を狙うドーノックは最内の1番となった。
枠順抽選後に発表のモーニングライン(前売り)ではフィアースネスが単勝3.5倍で1番人気。これにシエラレオーネ(4倍)、キャッチングフリーダム(9倍)と続き、フォーエバーヤングはブルーグラスSで2着のジャストアタッチと並び11倍の4番人気タイ。テーオーパスワードは31倍で14番人気タイとなっている。
なお、1番人気のフィアースネスはスターティングゲートが導入された1930年以降で唯一、勝ち馬を輩出していない17番枠となったが、同馬を管理するT.プレッチャー調教師は米競馬メディア『bloodhorse.com』などに対して「それでいいよ。外目の枠を望んでいたんだ。(抽選の時点で)残っていた枠順だし、その中では良い方だった。後入れだから(ゲートの中で)長く待たされることもなさそうだ」とコメント。
レースについては「スピードのある馬たちはほとんど内のようだ」「だから、彼らに発馬をクリーンに決めてもらい、ジョニー(ヴェラスケス騎手)が内を見ながらどうするか決めてもらえばね」と話している。