＜ケンタッキーダービー＞◇現地4日（日本時間5日早朝）＝米チャーチルダウンズ競馬場◇G1◇ダート2000メートル◇3歳◇出走20頭◇1着賞金310万ドル（約4億8100万円）

　ミスティックダンが大接戦を制した。直線入り口で最内から先頭に立つと、外2頭の追い上げをしのいだ。

　日本馬フォーエバーヤング（牡、矢作）は3着、テーオーパスワード（牡、高柳大）は5着だった。

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＜キャッチングフリーダム＝4着＞
　プラ騎手　いいレース運びができたし、コーナーもロスなく立ち回れて、馬場にも対応していました。勝った馬の背後で直線を向くことができて、いい競馬ができました。
　コックス師　キャッチングフリーダムの走りには満足しています。ファビアン（プラ騎手）がいい騎乗をしてくれましたね。

＜レジリエンス＝6着＞
　アルバラード騎手　すごい走りをしてくれました。道中はいい感じだったし、直線を向いたときはチャンスがあると思いましたよ。すごい走りでした。
　モット師　素晴らしいレースでした。直線を向いたときは彼らしい走りができていた。いけると思ったけど、脚が使えなかったし、最後はたぶん距離だと思います。

＜ストロングホールド＝7着＞
　フレス騎手　終始、素晴らしいレースができました。（ケンタッキーダービー初騎乗だが）私はリラックスできていましたし、直線で仕掛けましたが、あまり動けませんでしたね。

＜オナーマリー＝8着＞
　カーティス騎手　ゲートを出た瞬間、終わってしまいました。両サイドから挟まれてしまって…。頭を下げてしまったけど、起き上がってくれました。最初の400メートルがスムーズではなかったので、内に入れて運びました。最初の不利は大きかったけど、力は見せてくれましたよ。

＜エンドレスリー＝9着＞
　リスポリ騎手　ダートを走るのは初めてでしたし、たくさんのキックバックを顔に受けました。ただ、上手に走ってくれましたよ。残り400メートルでシエラレオーネについていこうと思いましたが、少し渋滞にはまってしまいましたね。
　マッカーシー師　うまく走っていましたが、向正面からの進路が良くなかったですね。顔にダートをいっぱい浴びたことを気にしていましたが、それは杞憂に終わったのかもしれません。9着ですから、彼の走りに満足していますよ。

＜ドーノック＝10着＞
　サエス騎手　（昨年メイジとの全兄弟制覇が期待されたが）ラフなレースになってしまいました。うまくゲートを出たけど、みんなが寄ってきて、厳しいポジションになってしまいました。
　ガーガン師　厳しいレースになりました。序盤から厳しく、疲れてしまいました。今日の走りにはガッカリしています。

＜トラックファントム＝11着＞
　ロザリオ騎手　逃げることはできました。自分のレースはできましたけど、踏ん張れませんでしたね。ベストは尽くしてくれました。

＜ウエストサラトガ＝12着＞
　カスタノン騎手　何も不満はありません。序盤はいい位置で運べましたね。ただ、半マイル（800メートル）のところで手応えが悪くなりました。

＜ドメスティックプロダクト＝13着＞
　I・オルティス騎手　すごくガッカリしています。ゲートで失敗し、少しつまずきました。そこから馬とケンカしてしまっった。能力を引き出したかったけど、できませんでしたね。

＜エピックライド＝14着＞
　ベスキッツァ騎手　外枠から鋭いスタートを切ってくれました。おそらく前半の400メートル（のペース）が速すぎたと思います。積極的に行きすぎて、荒れた、忙しいレースになりましたね。最後までしっかり走ってくれましたが、ちょっと距離が長いです。
　エニス師　いい走りでした。たぶん、2000メートルは適距離ではなく、彼には長かったですね。

＜ソサエティマン＝16着＞
　デットーリ騎手　（24年ぶり2度目のケンタッキーダービー騎乗だったが）すごい熱気だった。馬は挑戦してくれたけど、おそらく、このレベルでは厳しかったですね。私自身は楽しめました。この雰囲気を存分に感じることができて、本当に楽しめました。
　ガーガン師　いいレースでしたし、懸命に走って、力を出し切ってくれました。

＜ジャストスティール＝17着＞
　アスムッセン騎手　ゲートを出たところで、少し寄られてしまいました。序盤は先頭でアグレッシブでしたが、向正面で落ち着きました。力のある馬ですし、勝つための位置にいましたが、今日は勝つことはできませんでした。
　ルーカス師　いい走りをしてくれたと思いました。ただ、力んでいたし、（最初の2ハロン）22秒46（※正確には22秒97）は助けてくれませんでした。

＜カタリティック＝19着＞
　J・オルティス騎手　きれいにゲートを出ましたし、レース運びには満足しています。期待していたとおりでした。（ミスティックダンの）ブライアン（ヘルナンデス騎手）の後ろを追いかけましたが、ついていけませんでした。

＜ジャストアタッチ＝20着＞
　ジェルー騎手　両サイドからぶつけられて、馬が力んでしまった。落ち着いてからゴーサインを出したけど、反応がなかったです。序盤で力を使い切ってしまいました。
　コックス師　スタートでぶつけられ、最初でレースが終わってしまったように見えましたし、フローラン（ジェルー）もそう言っていました。

出典：日刊スポーツ