愛G2グリーンランズS、伏兵ミトバーヒが出遅れも末脚鋭く差し切り
2024年05月26日 10:59
現地25日、愛カラ競馬場で行われたG2グリーンランズステークス(4歳以上、芝6ハロン)は、発馬で一完歩遅れたミトバーヒ(6番人気タイ)が最後方から馬群を縫うように末脚を伸ばし、3頭が横一線の2着争いを尻目に快勝した(3/4馬身差)。
逃げ粘る5番人気のリージョナルが短アタマ差で2着争いを制し、アノシーラ(10番人気タイ)が2年連続の3着。連覇を狙った1番人気のアートパワーはさらに短アタマ差の4着に敗れた。
ミトバーヒはC.ヒルズ調教師が管理するプロフィタブル(父インヴィンシブルスピリット)産駒の5歳牡馬で、2022年9月の英G3ドバイ国際空港ワールドトロフィーステークス以来となる2度目の重賞制覇。昨年8月にリステッドで久々の勝利を挙げるも、それを最後にR.ヴェリアン厩舎から移籍していた。
英競馬メディア『attheraces.com』は、大手ブックメーカーの『ベットフェア』がロイヤルアスコット開催のキングチャールズ3世ステークスおよびクイーンエリザベス2世ジュビリーステークスにおけるミトバーヒの前売りオッズを、それぞれ26倍から17倍にカットしたと報じている。