米移籍3年目のディディア、ニューヨークSで待望の米G1初制覇
2024年06月08日 12:55
現地7日、米サラトガ競馬場でG1ニューヨークステークス(4歳以上牝馬、芝9.5ハロン)が行われ、J.オルティス騎乗のディディアがアルゼンチンから移籍3年目にして待望の米G1初制覇を果たした。
好スタートから内の4番手に控えたディディアは、コーナーワークで馬場の中央寄りに持ち出してスパート。直線半ばで先行勢をかわして先頭に立つとなおもリードを広げ、最後は追い上げてきたニーシーマリーに1馬身半差でゴールした。
3着はさらに1馬身3/4差で今年初戦だった古豪ウォーライクゴッデス。前走のG1ジェニーワイリーステークス2着馬で1番人気に推されていたイングリッシュローズは見せ場なく12着に沈んだ。
ディディアはI.コレアスIV調教師が管理するオーペン産駒の6歳馬。アルゼンチンでG1を2勝して2022年に米国へ移籍して以来、今年1月のG2ペガサスワールドカップフィリー&メアターフなど重賞3勝を挙げていたが、米G1はこれが初勝利となった。